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地元への想いを込めたイチゴ箱

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今回は、冬から春が旬のイチゴの箱です。

たつの市揖西町の慶(よし)いちご農園様のご依頼で製作いたしました。

 

◆オーダーメイドの箱で作業性とフィット感を向上させる

これまでは、白無地の段ボールケースに手作業でハンコを押して使っていらしたのですが、うまくスタンプできなかったり、この作業を省いてその分イチゴのお世話ができればとお考えでした。

また、中のイチゴのトレーと箱のフィット感も気になっていて、箱のサイズも直したいということでご相談いただきました。

 

◆イチゴで地元を盛り上げたい

慶いちご農園様では地元たつの市や兵庫県に根ざした農業をしたいという考えのもと、章姫(あきひめ)、紅ほっぺ等の他、兵庫県オリジナル品種の「あまクイーン」と「紅クイーン」の栽培に挑戦されています。

私もいただいてみたのですが、甘酸っぱくてThe イチゴ!な味の紅ほっぺと比較すると、「紅クイーン」は甘みと酸味の絶妙なバランスが気品を感じさせる味(名前に引っ張られ気味⁉)でどちらも本当に美味しかったです。

1~5 月末の期間はいちご狩りもされているので、食べ比べしてみてはいかがでしょう。

たつのの新たな観光スポットとしても大人気で、新たな人の流れが生まれています。

 

◆思いを箱に込めて

そんな地元への思いは、今回の箱のデザインにも込められています。

デザインをされたのは消しゴムハンコ作家の@mayuchi-stamp 様。

フタのイチゴのシルエットの中には、たつのらしいモチーフがたくさん描かれていて、お土産物として持っていけば話の種にもなりそうです。

何が隠れているか探してみてくださいね!

側面には、「播磨の小京都」とよばれるたつのの街並みや名産品であるお醬油の工場とその煙突も描かれていて楽しそうです。

白段ボールにこげ茶インクというセレクトもイラストの可愛さやイチゴを食べた時のハッピーな気持ちを表しているようでステキです。

 

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◆こんなところに段ボール

納品にお伺いした際に見つけたのは、イチゴの受粉を行うミツバチのダンボール製巣箱です。

存在は知っていましたが、初めて実物を見たので色々聞いてみました。

なんでも、1 箱(4万円程度)に6~7,000 匹のミツバチが入っていて、ハウス内のイチゴの受粉を行い、およそ半年でその役割を終えるようです。

自然界では様々な植物の蜜を集めるミツバチですが、イチゴだけのハウス内ではミツバチが弱ってしまうことがあるそうです。

そこで慶いちご農園様では半年頑張ってくれた巣箱をハウス外に置いて自然の様々な植物の蜜を採らせています。

するとミツバチが元気になってまた働いてくれることもあるそうで、ミツバチの買い直しが不要で節約&ミツバチも元気でハッピーとなればブンブンのWinWin ですね(笑)

 

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地元たつの市に根ざした事業に、たつの市の箱屋としてお手伝い出来て嬉しく思います。

さぁ次はどれを食べてみようかな♪

それではまた。

 

K.Yamamoto

 

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慶(よし)いちご農園

〒697-4013 兵庫県たつの市揖西町北山100

・イチゴ狩り期間 1 月~5 月末頃まで

・料金 6 品種 40 分食べ放題

小学生以上2400 円/未就学児1500 円/ 2 歳以下 無料

※必ずご自身で最新情報をご確認のうえ訪問して下さいますようお願いいたします。

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