こんにちは!ユーパックのマツイです。
本日は私がアップさせていただきます♪
25年6月、30年前に導入したダンボール製造機「SUMMITⅡ」が新型マシンへ入れ替えの為、撤去となりました。
製造機は他に2機ありますが、比較的大きいサイズはこのSUMMITでしか製造できないのでなくてはならない存在でした。
◆ダンボール製造機「SUMMITⅡ」
※給紙部
ここから板状のダンボールシートを機械へ送り出します
※操作部①
1アイテム毎、ボタンを操作し、サイズ調整を行います
赤や青色の入れ物は印刷に使用するインクです
※操作部②
操作する上での注意事項など掲示していました
※接合部
のりしろに接着のりを付着させ、ダンボールの形になるよう貼り合わせます
※排出部
貼り合わせたダンボールが排出され、指示した枚数毎に結束します
※積み付け
ロボット(名前は太郎)により、指示した置き方でパレットへ積みます
ロボットの太郎も同じく撤去されました もう1台のロボット花子が悲しんでいます
※完成した製品が出てくるレーン
ここからSUMMITが一望できました
◆「SUMMITⅡ」稼働最終日
そんなSUMMITですが、作業が難しそうなイメージで、製造担当者の長年の経験による判断やコツが重要でした。
私が作業を見て感じたのが、ダンボールシートを機械にセットする際、自分より大きなシートを折れないよう持ち上げてセットするので、確かにコツを身につけた者だけができるような作業だなと感心しました。
慣れとはいえ誰にでもできない、まさに神業です!
25年6月5日 SUMMIT稼働最終日、製造部職長の粋な計らいにより、長年機長を務めた製造部課長が最後に製造を行う機長となり無事に製造を終え、SUMMITは30年間の稼働に幕を下ろしました。
※コメントをいただいた製造担当者4名 頼もしい後ろ姿です
製造部部長(SUMMIT歴10年)
導入したてピカピカのサミット初代給紙担当をしました!給紙5年機長5年サミットの事ならなんでも分かる!
製造部課長(SUMMIT歴12年)
まれにサミットの動きが悪い事があると、機械に向かって「どうしたらちゃんと製品が流れるんや?」と話かけていました。
製造部職長(SUMMIT歴10年)
入社当時、初めての製函機がSUMMITで、いろいろな事を学びました。そして、SUMMITの最後の機長をさせていただいたので今回撤去となり、さみしいです。
製造部社員(SUMMIT歴5年)
大きなシートの給紙が多い為、傷をつけない事が重要なので丁寧にセットし、製品が流れ終わるまで慎重に作業を行いました。
◆製造担当者の仕事への真剣さが伝わりました
短期間ではありましたが、SUMMITに関わった製造担当者の話を聞いていると、何か起こった場合でもすぐ対応できるようその機械の事を知ろうとされている仕事への真剣さが伝わって来ました。
※心を込めて清掃し、次の場所へ送り出しました
今後このSUMMITはインドネシアへ旅立ち、また違う工場で活躍します!最後の最後まで製造担当者全員でSUMMITの清掃を一生懸命されていました。機械をとても大事にされていてSUMMITも幸せだったのではないでしょうか。
新型マシン導入まであと1ヶ月...どんな機能があるのか楽しみです♪
それではまた!
Y.Matsui
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