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Vol.14 猫に招かるる旅2〈東京篇〉

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“ガチャ丸招き猫”を製作した際に招き猫について調べていたら、由来やデザイン、製造方法など気になることが増えてきました。全国各地に由来の地はあるようですが、東京に行く用事があったので東京の招き猫スポットを巡ってきました。 

 


 

◆豪徳寺

「招き猫 由来」などで検索すると必ず出てくるのがこちら豪徳寺です。

江戸時代、近江彦根二代藩主 井伊直孝(桜田門外ノ変で落命した井伊直弼の祖先)が鷹狩りの帰りにこの寺の前を通りました。すると、寺の門前においでおいでと手招きする不思議な猫がいます。気になった一行が寺に立ち寄ると突然の雨と雷が。不思議な猫のおかげで雷雨を凌げたと直孝は感謝し寺は井伊家の菩提寺となり盛えました。

これが招き猫の由来とされています。豪徳寺では福招猫児(まねぎねこ)と呼ばれています。

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境内にある三重塔には干支に加えて猫の彫刻もあるそうです。

 

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 井伊直弼公墓

 

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福を招いてくれた猫を祀った招福殿。その奥には…

 

 


 

◆豪徳寺の今

現在豪徳寺では人を招いて「縁」をもたらしてくれるという福招猫児を授与してもらえます。

また、境内には役目を終えた招き猫を収めるための棚があり猫塚と呼ばれています。ここがすごいんです。無数の招き猫が並ぶ様は圧巻で観光雑誌やSNSでもよく取り上げられています。猫ブームとインバウンド客で写真が撮りにくいくらいずっと人が絶えません。

猫塚を見ていると、飼い猫の写真が添えられていたり、様々な言語でのメッセージも見られ国境を越えた猫愛が伝わってきます。

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役目を終えた招き猫たちが納められています。

 

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このような棚が4~5個並んでいます。スゴイ圧です。

 

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 猫への愛に国境はありません(ΦωΦ)

 

 


 

◆お待ちかねグッズ情報

訪問の目的はもちろんこの授与品の招き猫をゲットすることですが、他のグッズもとい授与品も猫好きには堪らないかわいいものが目白押しです。

観世音菩薩の前で凛々しい表情の招き猫の絵馬や、干支の蛇と一緒に描かれたものは別の干支のものも見てみたくなるデザインです。

訪問したのが夕方だったからか絵馬は売り切れていました。残念。

招き猫だけのつもりが、会計が終わる頃にはエコバッグや手拭いもゲットしていました。

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 2025年末に訪問。次の干支のデザインも見たくなります。

 

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 手ぬぐいとエコバッグ、かわいい♡

 

招き猫の町

小田急豪徳寺駅から豪徳寺までの道はまさに招き猫の町といった感じで至る所で招き猫がおいでおいでと招いてきます。あれ美味しそう、これも欲しいかも…と徒歩6分の距離が何倍も掛かってしまいます。豪徳寺の招き猫が霊験あらたかなことは確かなようです。

 

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 ラーメン屋に招き猫。

 

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 カフェにも。

 

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 電柱のステッカーにも招き猫。

 


 

 

◆招き猫発祥の地にある神社

さて、招き猫の由緒には諸説あるのですが、もう一つご紹介するとネコの恩返し的なお話が江戸時代の文献に残っています。

浅草に住むとある老婆は貧しさから可愛がっていた飼い猫を泣く泣く手離すことになりました。するとその猫が夢枕に立ち「私の姿の像を祀れば福が訪れるだろう」と言ったのでその通りにすると良いことが続いたんだとか。そして、この猫の像を売り出したところ大評判となってよく売れた。というお話です。このネコの像は丸〆ネコと呼ばれ浮世絵にも残っているほど江戸で本当に人気があったようです。

そして、この江戸で人気のあった丸〆ネコは東京浅草の今戸焼の土人形であったことから今戸神社が招き猫発祥の地となって知られています。(浅草も今戸も同じ台東区)

 

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 図左上に招き猫を売る屋台。 歌川広重『浄るり町繁花の図』1852年 国立国会図書館デジタルコレクション

 

◆今戸神社

今戸神社では日本神話に出てくるイザナキノミコトとイザナミノミコトの夫婦を祭神としており、縁結びや夫婦円満のご利益があると言われています。

本堂にはそんな仲の良い夫婦を表現したかのような2体の大きな招き猫が安置されており、参拝客に人気です。思ったより大きくてびっくりしますが、もちろんかわいくてご利益もありそうです。

今戸神社で授与される招き猫も2匹が寄り添うもので「結縁招き猫」と呼ばれています。残念ながら現在では今戸焼で作られていないそうですが由来の地で頂く招き猫はありがたみもひとしおです。

 

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 手を高く上げて遠くのご縁も招きます。

 

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授与品のペア招き猫は座布団つき。

 

◆見どころが多すぎる神社

ちなみに、ここ今戸神社は今戸焼発祥の地だけではなく新選組の沖田総司終焉の地との石碑もあり、招き猫に限らず見所が多い神社なんです。個人的にたまらなかったのは、大好きなスカイツリーが境内から見える点です。招かれてきてみたらこんな福まで頂けて素敵な旅になりました。

 

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 境内から望む東京スカイツリー。

 

 

◆お次はどこへ招かれる

以上が東京招き猫スポット情報でした。が、東京にはこの他にも招き猫に由来のある地はいくつもあります。もちろん全国各地にも無数にあります。調べていると行ってみたいところは増えていく一方ですが、次回上京する際のお楽しみとしておきましょう。

ということで「回せばコロンと福が出る」ハコラボの“ガチャ丸 招き猫”もよろしくお願いいたします。

それではまた。

K.Yamamoto

 

 

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 Webストアはコチラ

 


 

■大谿山 豪徳寺

〒154-0021東京都世田谷区豪徳寺2-24-7

TEL:03-3426-1437

拝観時間6:00~17:00

※寺務所受付は8:00~15:00 

 

■今戸神社

東京都台東区今戸1-5-22

TEL:03-3872-2703

社務対応時間9:00~16:00

 

※ブログ掲載時の情報です。訪問の際は最新情報を確認してください。 

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